フィアット500　ドラミちゃん号　販売メンテナンス

いつもお世話になっております。エフジェイファクトリーの名村です。
今回は北海道へ嫁いでいくドラミちゃんの販売メンテナスです。

ブレーキメンテナンス

まずはブレーキ周りの整備からスタートいたしますフロントブレーキ、リアブレーキとも安心してお乗りできるよう清掃いたしました。パット、シューとも残量は申し分無い量ありグリスアップして調整いたしました。

エンジン回りのメンテナンス

エンジンオイルを交換、同時にエレメント交換。
鬼門サーモスタットケースの対策品へ交換しラジエター液（輸入車専用クーラント）も新品へ交換。
エアクリーナも新品スパークプラグも新品へ交換です。ファンベルトも劣化していませんが交換。
バッテリーは十分でしたので充電いたしました。
エンジンオイルは5000キロごと交換オイルエレメントの交換は10000キロ
スパークプラグは30000キロから40000キロごとに交換おすすめいたします。

サーモスタットはエンジンの中にある水温調整を担当しており、エンジンを最適な温度帯に保てるように、冷却水の流路を切り替えて温度を調整しています。サーモスタットのはたらきによって、エンジンが高温になりすぎる「オーバーヒート」を防いでいるだけでなく、エンジンの燃焼効率を向上させることにも貢献しています。
今回はこちらのサーモスタットですが冷却水が漏れて結晶化しておりました。

デュアロジックはフィアットの鬼門ですので抜かりなくオイル交換しておきます。
左の写真は洗浄し綺麗なオイルタンクです。右の写真が洗浄前の写真です。
デュアロジックタンクそこには鉄粉の蓄積があるので綺麗に洗浄しデュアロジックオイル補充いたしました。もちろんミッションオイルも同時に交換いたしましたよ。
使用オイルは、おフランスのユニルオパールオイル GERION LE 75W-80とMATIC LT for Selespeed/Dualogic当社のおすすめなギアオイルとデュアロジックオイルです

タイミングベルトとウォーターポンプを取り外している状態です。
今回はタイミングベルトにひび割れなどはないのですが、予防のため交換します。

足回りのメンテナンス

サスペンションとボディの間にある振動を吸収するゴム、アッパーマウントです。振動を遮断したり、ねじれなど、常時負荷がかかる部品の為、走行距離や時間経過によって劣化をしていきます。ゴムの部分が潰れて薄くなっております。サスペンションを外し、新品のマウント一式を交換、再度組付けたら動作確認をして完了です。

運転中の振動が大きくなった。車内の騒音が大きくなった。床や運転席付近でコトコト鳴る。こんな症状がある場合は、是非お気軽にお問い合わせください。

コーティング

最後にドラミちゃんのお肌を手寧にピカピカに磨いていき完了です！
作業へ移る前に必ずやっておきたいのが、しっかりとした洗車です。車のボディには泥汚れ、オイル汚れ、微粒な石やほこりなどの汚れがたくさんついています。こういった汚れが残ったまま磨いてしまうと、汚れが付いたスポンジで車を磨くことになってしまい、傷が付いていない部分に新たな傷を作ってしまう可能性があります。まずはしっかりとシャンプー洗車をして、汚れを落としてから磨いていきましょう！